ホーム >管理人の旅行記 >平成21年8月JR北海道乗りつぶし >標茶-知床斜里

標茶-知床斜里

標茶駅を発車すると、標津線跡と分岐する形で走行する。

ここから摩周駅までの区間は旧釧路鉄道の路盤を使用したもので、
アトサヌプリの硫黄を運搬するために明治20年に竣工し、
道内で2番目に古い鉄道である。

この辺りで車窓に飛び込んでくるのは牧場が多く、
多和平という360度のパノラマが広がる展望地が近くにある。

国道が接近し、少し走ると、列車は磯分内駅に到着いたします。

磯分内駅を出発すると、右車窓に丘が迫ってくる。
国道とまとわり付きながら、左側に牧場を眺望しながら、列車は走り抜けます。

やや丘が遠ざかって開けてくると、南弟子屈駅となりますが、通過いたします。

さほど代わり映えしない風景ではありますが、
左側の丘の上には、「900草原」という町営牧場がございます。

左に緩いカーブを通過し、市街地が見えてくると、そろそろ摩周駅に到着いたします。摩周駅舎とホーム

摩周駅を出発すると、市街地を突き抜ける形で走行する。

ここの市街地は北海道らしくない曲がった道が多く、
町道は踏み切りで、国道は立体交差の箇所が多い。

市街地を抜けると両側に林が多く、眺望は良くない。

ただ、この区間は釧網本線で最も鹿の多い区間で、
運転席の付近に立っていると、高い確率で鹿に遭遇する。

原野から林へ入り、国道391号線としばらく並走すると、
美留和駅であるが、この列車は通過いたします。

屈斜路湖摩周湖の中間を走り抜け、まさに阿寒国立公園の真っ只中である。

そして、林が開けてくるとすぐに川湯温泉駅に到着する。川湯温泉駅ホームと駅舎

川湯温泉駅を出発すると、道路から離れ単独で峠にアタックする。
まわりに畑はなくなり、山奥に入った感がいやおうなしに訪れる。

北見・釧路国境を釧北トンネルで抜けると、急な下り坂に転ずる。

ようやく道路が見えてくると、緑駅に到着でございます。緑駅ホーム1

緑駅を発車すると、沿線は林に囲まれているが、
途中で道道がそばに並行し、しばらくして札弦駅に到着いたします。

この辺りから一面畑が広がり、区画に合わせてだろうか、
道路が垂直に交わっている中、線路と並走する道道だけが、斜めに突き抜ける。

そして、市街地が見えてくると、清里町駅に到着したします。清里町駅ホーム1

清里町駅付近からは広大な畑が続き、
十勝のような風景で、斜里岳が右手にバックとなって美しい。

その中にぽつんとあるのが南斜里駅で、列車は通過して行きます。

少し走り、右手に市街地が見えてまいりますと、中斜里駅に到着となります。

中斜里駅を発車し、踏み切りを通過すると、左にカーブし、真北に進路を変える。

ジャガイモやビートの畑の中直進して行くと、
国道244号線を過ぎた辺りから、市街地に入って来る。

そして、回り込む形で左にカーブいたしますと、知床斜里駅に到着です。






Check










ホーム >管理人の旅行記 >平成21年8月JR北海道乗りつぶし >標茶-知床斜里