知床斜里-網走
ここで6分間の停車なので、改札を出て撮影です。
つい最近駅舎および駅前の整備が終わり、とてもきれいさっぱりとなりました。
世界遺産効果でしょうが、玄関駅としてふさわしくなれるのか……
駅構内に入りすぐに、ホームに戻り列車に乗り込みます。
列車は定刻通り11:25に出発し斜里川を渡ると、
いよいよ右手にオホーツク海が車窓に飛び込んでまいります。
この辺りからは乗客も少なくなり、撮影もしやすくなります。
先のほうに知床半島を遠望し、
丘陵も初夏には黄色やオレンジに染まり美しくなる。
思ったより時間をかけて走ると、止別駅に到着となります。
このあたりから、海岸に沿って原生花園がつづきますが、
この時期はシーズンも過ぎ、花はあまり見られませんでした。
国道244号線が近づくと、浜小清水駅に到着です。
浜小清水駅を発車すると、左手に涛沸湖が見え、
天候に恵まれれば斜里岳も眺望できます。
左右に素晴らしい眺望を楽しんでいると、原生花園駅に到着いたします。
発車後もすばらしい眺望がつづき、国道と並走いたします。
濤沸川を渡ると左手に集落が見え始め、北浜駅に到着いたします。
ここからは右手にオホーツク海が間近に眺望でき、
特に冬には流氷が見れる随一の区間といえましょう。
少し海岸から離れると、藻琴駅に到着となります。
藻琴駅を出発してしばらくの間、国道を挟んで、海沿いを走行し、鱒浦駅を通過。
そして、右手に網走港が見え始めると、丘の下のトンネルをくぐります。
トンネルを抜けてすぐに、桂台駅も通過いたします。
ここからは網走の中心街に入り、高架線を走行し下りて
左カーブを過ぎると、終点・網走駅に到着いたします。
約170km.3時間の釧網本線の旅も終了です。