音威子府-佐久
音威子府駅では22分の停車となり、まずは上り普通列車と交換します。
もちろん私は列車を降りて、駅舎とその周辺を散歩しました。
そうこうしているうちに時間が少なくなってきたので、ホームに戻ります。
ホームにはこのような木製の汽車の彫り物もあります。
すると今度は上りのスーパー宗谷との交換であります。
列車は定刻通りに音威子府駅を出ると、天塩川に沿って大きく蛇行いたします。
途中地形の関係なのか登り坂となりスピードが落ちますが、過ぎると元に戻ります。
列車はやがて筬島駅に到着いたします。
ここからは大きく左にカーブを切り、神路渓谷と称されるこの区間は、
左手に天塩川の眺望が素晴らしく両側に急峻な山が迫り、線路は川の淵ぎりぎりを走ります。
途中には神路駅がありましたが
昭和52年に信号所化となり、昭和60年3月に廃止されました。
この駅周辺は昭和38年につり橋ができたものの
一年足らずでこの橋が落ちるという悲劇があり、
それに追い討ちをかけるように冷害があり、昭和40年に全戸が離農してしましました。
そして、駅間18kmを走行したのち、列車は佐久駅に到着いたします。