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琴似-新得

琴似駅からの列車は、新千歳空港への始発ということもあり
スーツケースを持った乗客が多く見受けられました。

私は江別方面ですので、札幌駅で乗り換えます。

札幌発の列車は旭川行きです。
旭川まで行く列車は珍しいのですが、それに加えてディーゼル車です。
運用上の関係ではございますが........

列車は定刻通り、6:02に発車、この日は南からの湿った空気の影響で、若干もやがかかっていました。
白石駅を出発すると豊平川を渡ります。
いつもですと、鉄橋から藻岩山が望むことができます。
中腹はもやの影響で見えませんでしたが、山頂はOKでございました。

千歳線と分岐し、厚別駅に到着です。
ホームには、私と似た目的の方が何人かいました。
旭川以遠へ向かうためには、この列車に乗る事が重要となります。
急行はまなすから札幌駅まで乗車すると、この列車は間に合いません。

ということで、一つ手前の停車駅・新札幌から歩いて行くと、ぎりぎり間に合う形となります。

ちょうど私の向かいに座った方が、それらしき人でして、すかさず声をかけてみると...
名古屋から青春18きっぷを利用して来ているとのこと。
はまなすは、指定席を利用してきたそうで、別料金ではありますが、賢い選択でしょうね。
聞くところによると、この日の自由席は満席だと。

列車は札幌市を抜けて江別市へ、進行方向左手には森のように見えるが、
実は防風林でその向こう側は住宅街となっている。
まあこの辺は、札幌のモロ通勤圏なので.....

江別駅を過ぎると若干車窓に変化がございます。
夕張川の鉄橋を通過いたしますが、この前後の車窓もなかなかであります。
実際にこの辺りは鉄道写真の撮影地ともなっています。

岩見沢駅で5分停車し、通常であれば2両ある内、後ろ1両を切り離すのですが...
この時期はそのままで旭川まで向かうようです。

次に列車は茶志内でも5分停車し、スーパーカムイの通過待ちをいたします。
私は以前にこの駅の撮影をした事があるので、
向かいの席の方に駅撮影をお奨めし、私は荷物番をいたしました。

砂川駅を出発し、空知川の鉄橋を渡ると滝川駅もすぐであります。

そして、滝川駅にて根室本線に乗り換えです。
富良野行きの快速ですが、1両ですので...
席の確保で早足で跨線橋を昇り降りいたします。

しかしながら、結局窓際は確保出来ず、向かいに座っていた少年に承諾を得て、
停車駅で、窓を開けての撮影をいたしました。

この少年は筋金入りの鉄道マニアで、過去に、サハリンまで乗り鉄をした事もあるそうです。
高校生だそうですが....お金持ちの家柄なのか.....

少年とは富良野駅で富良野線へ乗り換えるので、ここでお別れでございます。


富良野駅では快速「狩勝」に乗り換え、窓際の席もゲットいたしました。

一番の車窓は新狩勝トンネルを過ぎてから新得駅に至る区間でありますが、
金山湖も眺望も、なかなかのものです。

落合駅を出ますと、新得まで駅はございません。
いくつかのトンネルを抜けながら、石狩・十勝国境にある、新狩勝トンネルに入ります。

トンネルに入って間もなく、石勝線と合流します。
暗くて解りにくいのですが、右側をよく見ると、もう一本線路があるのがわかります。
ここが上落合信号場と呼ばれています。

札幌から石勝線経由で帯広・釧路を結ぶ特急が走行するため駅間が長い所では、
交換・追い越しのための信号場が存在し、
このトンネルを抜けてすぐにも、新狩勝信号場を通過します。

ここからはひたすら下りで、日本の鉄道車窓でも三本の指に入る絶景が拝めます。

列車は広内信号場で、上り列車との交換のため停車いたします。

その後列車は急カーブをしながらひたすら下ってまいります。

車窓には、先ほど通過した線路が、斜め上に見ることができます。

しばらくすると、列車は速度を落として停車しました。
今度は、西新得信号場で特急の通過待ちです。

すると間もなくスーパーおおぞらが上り坂を軽快に通過いたしました。西新得信号場新得側

西新得信号場を発車した列車は、下り坂を速度を増しながら走行いたしました。

短いトンネルを抜けると、街らしい光景を見る事ができ、10:44新得駅に到着いたしました。





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