札幌駅から函館駅 夫婦旅行記
ホームに上がると、そこには快速「ミッドナイト」が
到着後、回送待ちのために停車しておりました。
この列車は札幌―函館間の夜行列車で、
この翌年12月に廃止になりましたので、
この時撮った写真が、今では貴重な?一枚となっています。
少しすると、札幌駅7:00発の「スーパー北斗1号」が入線したので
、ドアが開くとすぐに乗り込みました。
定刻通りにスーパー北斗は発車いたしました。
実はこの時、北海道に住み始めて四年にもかかわらず、
JR北海道の特急列車に乗車するのは初めてでした。
いままでは道内の旅行といえば、自動車で移動していたもので。
列車は札幌市内の自動車で見た景色を
軽快に走り抜けて行きました。
札幌市を抜けたあたりから、スピードを上げてまいりました。
いままでの気動車ではありえない走りっぷりで、
とても軽油を燃料としているとは思えませんでした。
内装も新しく、きれいで、特に座席上の棚は
特急列車としては画期的ではないでしょうか。
列車は苫小牧駅を発車してからは、
車窓に海が飛び込んでまいりました。
車窓から眺めて思うのは、北海道とはいえども、
太平洋側は雪が本当に少ないということですね。
うらやましい限りであります......
豊浦駅を通過したあたりからは、起伏のある地形のせいか
さらに美しい眺望が車窓に映し出されました。
特に、冬の場合は枝葉が遮らないせいか、
遠くの風景もはっきり見えるのでおススメです。
そうこうするうちに、列車は長万部駅に到着です。
暖かいせいか、ホームも雪が融けています。
長万部駅からは再び函館本線に入ります。
途中、八雲駅付近で虹が出ていましたので、すかさず、写真を撮りました。
うーん、虹が見えるかどうか微妙だ......^^;
列車は駒ヶ岳の近くの起伏のあるところを通り、
大沼公園へと近づいてまいります。
列車は函館行きではありますが、
一つ手前の五稜郭駅で、青森方面の特急に乗り換えとなります。