発寒中央-余市
列車は札幌市内を走行し、ほしみ駅を過ぎ小樽市へ入ったあたりから、
連接部近くの運転席にあたるところに、荷物を置いてビデオ撮影です。
列車は銭函駅を発車すると、車窓から海が眺望でき、
反対側は絶壁で、途中、旧張碓駅を通過いたします。
明治時代にこの線路が造られたのですから、工事の大変さがうかがえます。
張碓トンネルから朝里駅までも本当に絶壁と海しかありません。
このような風景を眺めながら、列車は小樽築港駅に到着いたします。
その後、小樽の市街地を抜けながら、7:00に小樽駅に到着です。
小樽駅で6分の停車の後、出発すると、構内の線路が完全に絞られて単線となります。
そして、乗客も少なくなり、私は運転席付近から撮影をいたしました。
国道を見下ろす形で、列車は山の斜面に這いつくばるように、
途中でトンネルを抜け、カーブで減速しながら、走り抜けてまいります。
急勾配の坂を下りながら、列車は塩谷駅に到着いたします。

塩谷駅を出発すると、右手に海を見下ろす絶景となります。
下り勾配は引き続き、多くのトンネルをくぐってまいります。
連続するカーブを終えて、国道が見えてくると、蘭島駅到着です。
蘭島駅からは平坦な地形となり、列車は余市町へと入ります。
右手には国道5号線と海岸となり、左手には住宅街が見られるようになる。
中心街に差し掛かり、左に急カーブを切ると、余市駅に到着です。